港町のパン屋でノスタルジーに浸る

お正月休みも終わり、みなさまいかがお過ごしでしょうか。本年もゆるゆると更新してまいります。

お正月には親戚友人たくさんの方とお会いして、まだなんとなく普段の生活に戻るのにはピンとこないような気が致します。今日はまだ帰省の懐かしさをひきずっているあなたにぴったりのノスタルジックなパン屋さんをご紹介します。

少し歩けば海に出られる、射水市旧新湊地区にあります『みなとや製パン』。
今時の、木の実やドライフルーツ入りのビーガン・オーガニックなパンでもなく、お洒落なブーランジェリーでもない、町のパン屋さん。少し寂しくなった商店街の中程にずっと変わらない姿で佇んでいます。
サンドイッチにはほんのり甘い甘食(甘い食パン)がおすすめ。
メロンパン、チョココルネ、焼きそばパン、クリームパン。その他にも昔ながらのやわらかいパンを使ったお惣菜パンや食事パンが並びます。
私のオススメはきな粉のコッペパン。お値段1つ60円とタイムスリップしたようなリーズナブルさ。ジワっと油が口の中に広がるのと、きなこの食感はなんとなく給食を思い起こします。
お車でお越しの際は奈古町曳山蔵の横、青少年ホーム跡地の駐車場へ車を停めて、すぐそばの橋を渡り、2分ほどあるくのがオススメです。Google mapでは放生津町 広原理容院さんで検索するとわかりやすいです。

新湊地区は映画の影響もあってか、近年目まぐるしい速さで整備されてきました。便利さと引き換えに、整うことで失われる風景がたくさんあります。
そんな中、変わらない風景に出会えた時、心の奥底から懐かしいような、暖かい気持ちになれるのです。

やわぶろ

富山在住の20代後半女子がやわやわ更新するブログ

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